●館長庵野秀明 特撮博物館・井上泰幸展
最終戦争「火の7日間」で滅亡してから、千年余りが経過した未来の地球が舞台となる
宮崎駿「風の谷のナウシカ」の劇中で登場する巨大な人型人工生命体の巨神兵が・・・
東京に現れるとのことで、とても興味がありますので観に来ました。
( 2012.07.22 東京都現代美術館 企画展「 館長庵野秀明 特撮博物館 」)
「ウルトラマン」シリーズなど、日本を代表する特撮などで使用されたミニチュア模型や
特撮技術を中心に、現物と設定資料などが展示されているようで、ワクワクです。(^^)
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●美術館の通路に、巨神兵の大きなポスターが・・・
→ 会場内で、短編特撮映画「巨神兵東京に現わる」が観れますので、楽しみです。
●謎の物体を発見しましたが・・・これは、何かしら?
→ 関係ないようですが、イノセンスの劇中で登場してきそうな感じですね (^^?
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●展示会場の入口です。
→ 多くのファンの方が、'ワクワク'しながら・・・ ゲートから突入です。(^^;
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●会場内は、撮影禁止でしたが・・・
→ このエリアに限り、撮影OKでしたので、写真を撮っちゃいま〜す。(^^)
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●一緒に記念写真が撮れるように、ミニチュア模型が設置されてます。
●部屋の中から外の風景を見た時に、遠近感が出るようにスケール化しているようです。
●部屋の外に、大男が出現しています。(^^;
→ ガォ〜、ガォ〜・・・
●続いて、大女の出現です。(^^;
→ ウホウホ・・・
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●「巨神兵東京に現わる」で使用した大きなミニチュア模型セットです。
映画「巨神兵東京に現わる」の中で、「火の七日間」のシーンが特撮技術で再現されてい
ますが、その際に使用したミニチュア模型など、とても精巧に作りあげられているセット
です。
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●東京タワーの近くに・・・ 大男が現れました。 ガォ〜、ガォ〜……
→ 上空の戦闘ヘリへ、攻撃を許可する!
●大女も、一緒に登場です。 ウホウホ……
→ 地上の戦車隊へ、攻撃を許可する!
●続いて・・・ 中女も、現れました。
→ ギャォ〜、ギャォ〜……
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●リアル感がある、ミニチュア模型の家やビルなどが作りあげられています。
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●感想
・子供の頃から馴染みのある歴代の轟天号やマイティ号、色々な特撮撮影に使用したミニ
チュア模型や設定資料などが展示されていて、「特殊美術倉庫」にローレライの劇中で
登場している大きな伊507(約6メートル)は圧巻です。怪獣系では「メカゴジラの逆
襲」の劇中で登場したメカゴジラ2のスーツと平成ガメラのスーツが展示していたのが
ビックリでした。この心地よい空間で、その時代の現物を実際に拝見できて、楽しい一
時を過ごせました。(^^)
・特に、会場内で短編特撮映画「巨神兵東京に現わる」を、観ましたが感動ものでした。
その中で、語り手として、エヴァンゲリオンの綾波レイ役の声(声優:林原めぐみ)で
淡々とナレーションのように語りながら物語が進行していくのが、逆に強調されていて
これが最高の音響効果になり、スクリーンの中に引き込まれる感じがしました。小さな
子供も静かにして観ていました。……なので、私は2回連続で観ちゃいました。(^^;
・このような夢ある世界に係るものは、立派な文化遺産ですので・・・
何らかのかたちで、時代から時代へと、次の世代へ引き継がれてほしいです。
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・ ●そして、あれから、10年が過ぎました。
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・ ●2022年に、生誕100年を迎える …
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●井上泰幸(特撮美術監督)の個展を観に行きました。
( 2022.06.05 東京都現代美術館 生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展 )
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・ ●大型ミニチュアセットの展示です。
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・ 「 空の大怪獣ラドン 」の劇中シーンを再現しています。
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●西鉄 … 福岡駅の周辺です。
→ 1/20 スケールで、再現されています。
●岩田屋 … 隣接の道路周辺です。
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●映画「 妖星ゴラス 」1962年(昭和37年)に登場する … 妖星ゴラス です。
●映画「日本沈没」の劇中に登場する … 深海潜水艇「 わだつみ 」です。
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●福岡で有名なデパートの岩田屋を背景に … 井上泰幸氏と記念撮影です。
→ 日本の映像史に、大きな足跡を遺した方ですので … 感動ものです。
●岩田屋の裏側で … 記念写真です。
→ セット裏も興味深いです。
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●感想
・井上泰幸監督の愛弟子である … 三池敏夫氏のギャラリートークで
撮影準備や現場風景などの貴重な具体例を交えて説明してくれました。
特に、ロケハン(現地調査)の貴重なお話しに、感銘を受けました。
*SF的な兵器や車両などの好みは、私と同じで …
サンダーバード、海底軍艦、メーサー車とのことでした。
・先日ですが …
先人の井上泰幸氏からの情熱を継承している
庵野秀明氏、樋口真嗣氏などが取り組んだ
「 シン・ウルトラマン 」を、鑑賞してきました。
過去の作品からの世界観をリスペクトしている感じでした。
このような方の「思い」が、次の世代へ継承されることを願います。
・昭和の「特撮の技」から、新たなテクノロジーへ向けて …
好奇心ある強い意思(思い)があれば、特撮分野の未来も楽しみです。
●「 空の大怪獣ラドン 」 公開は …… 1956年( 昭和31年 )なので
→ 私の誕生年で、同じ年齢です。 ラドンは …「 マブダチ 」かも ?
●東郷登代美(作家遺族代表)氏から …
井上泰幸氏の人物像などの思い出を、お聞きして
当時の時代的な情景が、脳裡に浮かんできて感銘しました。
また、この場限りの貴重なお話は … 感動ものです。
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