●統合開発環境 MPLAB X IDE を使ってみよう!
家のPC(Windows)で、MPLAB IDEを利用していますが、アップデートが終了した ようですので、これからは、クロスプラットフォーム(Windows,MacOS,Linux)を サポートしている次世代の統合開発環境 MPLAB X IDEを利用する事にしました。
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1.Microchip社のホームページから、ダウンロードしてインストールしました。
●Windows (x86/x64)版  ・MPLAB X IDE v3.26 ●デスクトップに3個のアイコンが表示されました。
@MPLAB X IDE v3.26  統合開発環境(IDE)を起動します。 AMPLAB driver switcher  ドライバーを切り替えるものです。 BMPLAB IPE v3.26  プログラム(HEXファイル)を、PICに書き込む独立したツールです。
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2.MPLAB X IDEの起動です。
●デスクトップの「 MPLAB X IDE 」アイコンを、ダブルクリックする。
  ↓ ・起動後の初期画面です。
 → あら、まっ! 日本語じゃないです。・・・ まいったな〜 (^^;
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3.プロジェクトの登録です。
@「 File 」→「 New Project 」を選択する。

A【 Choose Project 】を設定する。 「 Microchip Embedded 」→「 Standalone Project 」を選択する。
「 Next 」ボタンを押します。
B【 Select Device 】を設定する。(例:PIC16F84Aを選択する場合) ・Family : Mid-Range 8-bit MCUs (PIC12/16/MCP) ・Device : PIC16F84A
「 Next 」ボタンを押します。
C【 Select Tool 】を設定する。(例:Pickit3を選択する場合) 「 Hardware Tools 」→「 PICkit3 」
「 Next 」ボタンを押します。
D【 Select Compiler 】を設定する。(例:MPASMを選択する場合) 「 Compiler Toolchains 」→「 mpasm 」→ 「 mpasm(v5.66)[C:\Program Files(x86)\Microchip\MPLABX\v3.26\mpasmx] 」
「 Next 」ボタンを押します。
E【 Select Project Name and Folder 】を設定する。(テスト用を指定します) ・Project Name : 16F84A-TEST ・Project Location : C:\02-PIC\PIC\MPLABX-MPASM ・Project Folder : C:\02-PIC\PIC\MPLABX-MPASM\16F84A-TEST.X    *上記(Project Location、Project Name)の構成から自動作成されます。
□ Overwrite existing project □ Also delete sources ■ Set as main Project □ Use Project Location as the Project folder ・Encoding : Shift-JIS 「 Finish 」ボタンを押します。
F設定が完了しました。

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4.プログラムの登録です。
@【 Projects 】を設定する。(追加登録する場合) 「 Source Files 」(右クリック)→ 「 ADD Existing Item 」を選択する。

A追加登録のプログラムを選択する。 *テスト用プログラム(TESTPG.ASM)は、事前に登録しています。
「 Select 」ボタンを押します。
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5.プログラムのコンパイルです。
@コンパイルするプログラムを選択する。 【 Projects 】→「 Source Files 」→「 TESTPG.ASM 」を選択する。
【工具の青色トンカチ&ほうき】ボタンを押します。( Crean and Build )
Aコンパイルが完了しました。
画面下部のOutputウィンドウに・・・ 「 BUILD SUCCESSFUL 」と表示されましたので、コンパイルOKです。(エラーなし)
【 Files 】の「 TESTPG.lst 」内のコンパイルエラー件数を確認すると・・・
エラー件数が・・・ 0件( Errors : 0 )です。
【 Files 】の「 production 」内に、HEXファイル(実行モジュール)が格納されています。
HEXファイル(実行モジュール): 16F84A-TEST.X.production.hex
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6.PIC書き込みするターゲット部分への電力供給の設定です。
@【 File 】→「 Project Propaties 」を選択して設定画面を表示する。

APICkit3から電力(3.25V)を供給する設定にします。 「 Conf:「default」 」→「 PICkit3 」を選択する。
・Option categories         :Power ・Power target circuit from PICkit3 :■ チェック入れる ・Voltage Level           :3.25 「 OK 」ボタンを押します。
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7.プログラムのPIC書き込みです。
@書き込むプログラムのHEXファイル(実行モジュール)を選択/書込みする。 【 Files 】→「 production 」→「 16F84A-TEST.X.production.hex 」を選択 →
緑色の【 下向き矢印 】ボタンを押して、書き込みする。 (Make and Program Device Main Project)
APIC書き込み終了です。
書き込み成功のメッセージ表示です。 Programming/Verify complete
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