●ラズパイで「Scratch」動かす
Scratch ( スクラッチ )? ・世界中の子供たちに、親しまれているプログラミング環境の「Scratch」です。 ・直感的にプログラミングができるので、子供向けの教材として使用されており  学校教育や民間プログラミング教室でも「Scratch」が使用されているようです。 ・NHKのテレビ番組「Why!?プログラミング」では「Scratch」を番組の中核にして  2020年からの小学校の教科でのプログラミング教育導入にも対応しており  プログラミング的思考やプログラミング能力を身につけてもらうとのことです。
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初心者でもプログラミングできそうな Scratch ( スクラッチ ) ですが どのような操作で動かすことができるのか? 試しに ……… ラズパイで「Scratch」を使用してみることにしました。 ■ラズパイ ( Raspberry Pi3 Model B ) ■使用する Scratch ( スクラッチ )は ……… クリックすれば、表示します。  @ Scratch 3.0 「 オンライン版 」  A Scratch 3.0 「 オフライン版 」
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 ーーー ラズパイで Scratch( スクラッチ )動かす ーーー    ■■■ @ Scratch 3.0 「 オンライン版 」■■■
●ラズパイの「 インターネット接続 」で、使ってみます。 Scratch 3.0 「 オンライン版 」を ……… インターネットのブラウザを使用しての操作です。
●「 Scratch 」のサイトにアクセスします。…… クリックすれば、表示します。
 → サインインします。 ……… 事前に、ユーザー登録しました。
●「 Scratch 」サイトの画面が表示しました。
 → 使用できる状態になりました。 ……… 準備OKです。
・ ・ −−− 第1ステップ −−− ・ ・ ■プログラム作り はじめます … ・
【1】「 作る 」……… クリック する。

【2】プログラムを作れる状態になりました。
 → 英語表示でしたので ………「日本語」を選択しました。
・ −−− 第2ステップ −−− ・ ・ ■超簡単なプログラムを作ってみます。 ・ ・  ・ステージ ( 右側 ) エリアの猫を動かします。
【1】スクリプト ( 中央 ) エリアに …… 該当のコードをドラッグ&ドロップします。
■「 イベント 」ボタンを押下する ■【 <旗>が押されたとき 】 → スクリプト へ セットする
【2】スクリプト ( 中央 ) エリアに、追加する。 該当のコードをドラッグ&ドロップします。
■「 動き 」ボタンを押下する ■【 10 歩動かす 】 → スクリプト へ セットする → これで、プログラミングが完了しました。
・ −−− 第3ステップ −−− ・ ・ ■プログラミングしたものを、実行します。 ・ ・  ・ステージ ( 右側 ) エリアの猫を動かします。
【1】ステージの〈旗〉ボタンを押下する。 ……… 実行します。

【2】ステージ ( 右側 ) エリアの猫が動きます。
 → 右へ 10歩 動きました。 ……… OKです。
・ −−− 第4ステップ −−− ・ ・ ■プログラミングしたものを、ラズパイに保存します。 ・ ・  ・/home/pi/ダウンロード/Untitled-4.sb3
【1】ラズパイに保存する。
■「 ファイル 」 ■「 コンピュータに保存する 」
【2】保存されました。 /home/pi/ダウンロード/Untitled-4.sb3
→ これで、プログラミングしたものをプログラムとして、ラズパイに保存できました。
・ −−− プログラムの取り出し −−− ・ ・ ■ラズパイ保存のプログラムを読み込みます。 ・ ・  ・/home/pi/ダウンロード/Untitled-6.sb3
【1】ラズパイからプログラムを取り出す。
■「 ファイル 」 ■「 コンピュータから読み込む 」
【2】読み込む ……… 保存元、ファイル名を選択する。 /home/pi/ダウンロード/Untitled-6.sb3
■「 開く 」
【3】プログラムが読み込まれた状態です。
 → この状態から、プログラミングできます。
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 ーーー ラズパイで Scratch( スクラッチ )動かす ーーー    ■■■ A Scratch 3.0 「 オフライン版 」■■■
●ラズパイ単体の「 デスクトップ 」で、使ってみます。 Scratch 3.0 「 オフライン版 」 を …… デスクトップでの操作です。 しかしながら、インストールは…NGでした。(パッケージが見当たらない)
■Scratch 3.0 「 オフライン版 」について 「 Raspbian Buster 」にのみインストールができるようで … 新たに、OSセットアップが必要とのことです。 (^^; 2GB以上のRAMを搭載したラズパイ4が推奨されています。
■所有のラズパイ3には、旧バージョンが装備されています。
 ・Scratch  ・Scratch 2 この環境下では、前バージョン「 Scratch 2 」を使用することにしました。
●「 Scratch 2 」を起動します。 ……… ラズパイ3での操作です。
■「 プログラミング 」 ■「 Scratch 2 」
●トップ画面が表示されました。 英語表示でしたので …… 「 日本語 」を選択しました。
→ 使用できる状態になりました。……… 準備OKです。
・ ・ ・ ■ラズパイのGPIOピンを制御する場合は ……… ・ ・
●拡張機能を追加します。
→ ブロックパレットの 「 その他 」 をクリックします。 ■ 「 拡張機能を追加 」
●ライブラリー画面が表示されました。 ……… ラズパイを選択します。
→ 「 Pi GPIO 」を選択して、OKボタンを押下する。
●GPIOピンの制御設定ができます。

・ −−− 第1ステップ −−− ・ ・ ■超簡単なプログラムを作ってみます。 ・ ・ ステージ ( 左側 ) エリアの猫を動かします。
【1】スクリプト ( 右側 ) エリアに … 該当のコードをドラッグ&ドロップします。
■「 イベント 」ボタンを押下する ■【 <旗>がクリックされたとき 】 → スクリプト ヘ セットする
【2】「 動き 」ボタンを押下する … 該当のコードをドラッグ&ドロップします。
■【 10 歩動かす 】 → スクリプト へ セットする  → これで、プログラミングが完了しました。
・ −−− 第2ステップ −−− ・ ・ ■プログラミングしたものを、実行します。 ・ ・ ステージ ( 左上側 ) エリアの猫を動かします。
【1】ステージの〈旗〉ボタンを押下する。…… 実行します ステージエリアの猫が動きます。
 → 右へ 10歩 動きました。…… OKです。
・ −−− 第3ステップ −−− ・ ・ ■プログラミングしたものを、ラズパイに保存します。 ・ ・ ・デスクトップ > Scratch データ > TEST-SCRATCH-2.sb2
【1】ラズパイに保存する。
■「ファイル」 ■「プロジェクトを保存?」
【2】保存先、ファイル名を入力する。 デスクトップ > Scratch データ > TEST-SCRATCH-2.sb2
■名前 ■フォルダの中に保存 ■「 保存 」
【3】保存できました。 デスクトップ > Scratch データ > TEST-SCRATCH-2.sb2
 → これで、プログラミングしたものをプログラムとして、ラズパイに保存できました。
・ −−− プログラムの取り出し −−− ・ ・ ■ラズハイ保存のブログラムを読み込みます。 ・ ・ ・デスクトップ > Scratch データ > TEST-SCRATCH-2.sb2
【1】ラズパイからプログラムを取り出す。
■「 ファイル 」 ■「 Load Project 」
【2】読み込む …… 保存元、ファイル名を選択する。 デスクトップ > Scratch データ > TEST-SCRATCH-2.sb2
■「 開く 」
【3】 読み込みの確認
■「 OK 」
【4】プログラムが読み込まれた状態です。
 → この状態から、プログラミングできます。
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